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お中元ネット

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お中元の歴史

いつからお中元ははじまったの?

今日のお中元は主に、商売上の相手へのご挨拶目的で贈られていますが、実はこのような目的を持つようになったのは、割と最近のことなのです。
日本では古来より、お中元やお歳暮といった1年の節目における贈答は、もともとは血縁による家族関係間でおこなわれていました。それが、武家に代表されるような、利害関係による親子間でもおこなわれるようになり、そして商売が大きく発達した江戸時代より、取り引き先へのご挨拶として活用されるようになりました。さらに、戦後になると勤め人の増加に伴い、お中元やお歳暮は今日のような贈答習慣としてすっかり定着するようになったのです。

今日のお中元ができあがるまで

古来より日本では、年に2回の節目の日、お盆と年の暮に、先祖の霊を祀ってきました。この日は、毎日の生活を見守ってくれている先祖の霊に感謝し、お供物などをおこないます。また、故人だけではなく、生きている祖先である両親にも贈り物をして、感謝の気持ちを表しました。
そして、日本には血縁のみによらない、代々継承されるべき権利や財産などを含んだ社会的集団としての「家」があります。家は血縁関係で結ばれた「家族」とはニュアンスが異なる、利害関係で結ばれた関係です。
時代劇で家来が殿様を「親方!」と、呼んでいるシーンを見たことはありませんか?その呼び方が表しているような、利益による「親」と「子」の関係です。
このような「家」の関係は、武士の世界では重要で、武士が台頭する時代になると、年に2回の贈り物は、いつしか契約上の親子関係間でもおこなわれるようになりました。特に、主従関係が不安定であった室町時代では、結束を強める材料としても重要な役割を持っていました。
そして、商業が大発展をした江戸時代になると、商売上の相手にも節目の時期での贈り物がおこなわれました。商人たちは年に2回、お盆と年の暮に商売の決算をしていました。そのときに取引先への挨拶として贈り物をしていたのです。「今後もご贔屓にしてください」といった、ご機嫌伺いも商売にとっては重要ですからね。
そして戦後になり、自営業者よりも勤め人の数が増加したことにより、今日のようなお中元の習慣が定着しました。また、マスコミの力も影響しており、デパートやメーカーが、大々的に宣伝キャンペーンを繰り広げたことで、より一層広まることとなったのです。

なぜ、そうめんを贈るようになったの?

そうめんといえば、お中元の定番商品ですが、実はそうめんには、贈答品としてりっぱな歴史があるのです。そうめんは中国より伝わった食べ物で、七夕に食べると大病にならないと信じられており、宮中の七夕の儀式で供えられていました。それが、江戸時代中期から庶民にも浸透していき、夏のご挨拶にそうめんを贈る習慣が広まり、お中元の定番商品のひとつになったといわれています。
また、お中元として贈ったかどうかは定かではありませんが、鎌倉時代の征夷大将軍・源頼朝が、夏場に大名たちにそうめんを贈ったという話もあります。